列の型変換

Convert Column Types タブでは、列のデータ型を変換できます。文字列を数値に変換したり、日付形式を変更したりする場合に使用します。

基本的な使い方

型変換タブを開く

  1. Data Table タブを開く
  2. 列ヘッダー右端のメニューボタン(︙)をクリック
  3. Convert Column Types を選択

変換を設定する

  1. 左側の設定画面で、変換したい列にチェックを入れる
  2. To Type で変換先のデータ型を選択
  3. On Error でエラー時の処理を選択
  4. Preview ボタンで変換結果を確認
  5. Apply ボタンで変換を実行

型変換の設定画面

以下の例では、bill_length_mm 列を string から float64 に変換しています。

変換する列を選択

データ型

MIDASで使用できるデータ型は以下の通りです:

データ型 説明
boolean 真偽値 true, false
int64 整数 42, -100
float64 小数 3.14, -0.5
date 日付 2024-01-15
datetime 日時 2024-01-15 10:30:00
string 文字列 "Hello", "Tokyo"

エラー処理(On Error)

変換できない値がある場合の処理方法を選択できます:

オプション 説明
Set to NULL 変換できない値を欠損値(NULL)に置き換える
Exclude row 変換できない値を含む行をデータセットから除外する

例:文字列 → 整数の変換

元データに "abc" のような数値に変換できない値がある場合:

  • Set to NULL: "abc"NULL(欠損値)
  • Exclude row: その行全体がデータセットから除外される

プレビュー機能

Preview ボタンをクリックすると、変換結果を事前に確認できます。プレビュー画面には変換後のデータが表示され、Exclude row モードの場合は変換エラーが発生した行がハイライトされます。問題がなければ Apply で変換を実行し、問題があれば Back で設定画面に戻って修正できます。

変換の実行

Apply ボタンをクリックすると、新しいデータセット名を入力するダイアログが表示されます。名前を入力して OK をクリックすると、変換結果が新しいデータセットとして作成されます。

元のデータセットは変更されません。変換結果は常に新しいデータセットとして保存されます。

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